• 蘭姐麗(らんじぇりー)

シニア世代のLOVE&SEXがテーマ「cyun cyun(キュン キュン)」創刊号


2019/4/4


■「おいおい老い展」

Twitterで出会ったとても興味深く素敵なプロジェクトのご紹介をします。

秋葉原にて開催された生き方・介護・福祉のデザインを考えるイベント「おいおい老い展」で配布された冊子「cyun cyun」制作メンバーのIppeiさんに送っていただきました。


■人生100年時代・明日が楽しみになる人生を願って

何歳になってもときめく人生を送りたい。「どんな時にときめくのか?」という問いからスタートしたプロジェクト。当初は理想のデイサービスを作ろうと話し合っていました。しかし、理想のデイサービスでときめくって難しいのでは、ということに気づき、介護・医療の専門職とクリエイターによる、いつまでもときめきとセックスのある日々を送るための応援マガジンをつくることになりました。(原文引用)



シニア世代のLOVE&SEX・・・想像がつくでしょうか。私は昨年40歳を迎えました。

あと20年もすれば私もシニア世代の仲間入りです。家庭や結婚に対する価値観、性に対する多様性やSNSの発展により、今後のシニア世代の生き方も変わってゆくのではないかと想像します。


また歳を重ねると、体の変化や悩み、病との付き合いも発生するでしょう。

創刊号では「高血圧」をテーマにセックスにおける、事前の準備、注意点、最中のこと、事後のこと、アフターケアーなどが専門家の視点で、シンプルかつ読みやすい内容でわかりやすく記されています。



また中高年夫婦対象の性交頻度の調査や、単身者の性調査における交際相手の有無など、

男性と女性では大きく意見が別れた結果も興味深いものでした。男性が交際相手がいたり、相手を求めたいという意見が多いのに対し、60~70代の女性の回答は、欲しくない(相手が)53%という事です。セックスレス化は進んでいても、性欲は持ち続けており、持病で不安要素を抱えており、セックスを躊躇してしまう人もいるようです。


最近では、コンビニや書店の店頭からアダルト本が無くなる騒動や、あるスポーツ誌においてはピンク紙面を辞めるというニュースも目にしました。


色々な規制の動きが各所であったとしても性に対する話がオープンに相談出来る機会や、

中高年向けの性情報は求められており、早急に必要だと感じます。また色々な規制によって、アダルト分野で活躍するクリエイターの創作意欲が萎むような事があってはならないとも思います。ただし、犯罪に関わる行為、それを助長しようとする行為は許されませんし

見極めが必要とも思います。


■「頼む・・・救急車呼んでくれ・・・」

私も含め15~20歳以上年上のパートナーを持つアラフォー世代の女友達が数名おります。

彼女たち、彼がSEXの最中に苦しくなったりしないか、倒れたりしないかヒヤッとする

事があると言います。


私も昨年、仲良くしていたNさんとの「お・つ・き・あ・い」の後、大変な事が起きました。ベッドでゴロゴロしていた時、彼が突然ものすごいうめき声を上げたのです。


「うおおおお~・・・痛っ・・・・・。」


「ちょっと・・・どうしたの?」


「うぅぅぅ~・・・ダメだっ、尋常じゃないぞ、この痛み・・・。」


さっきまで、元気にしていたNさん。冷や汗をタラタラ流しながらお腹をおさえこみ、

うずくまってしまったのです。


お酒も大好きで、大食漢のNさんは体も大きく豪快で素敵なミドル男性です。

自分の体を案じ、会社の健康診断以外にも年2回は人間ドッグへの検診を欠かさないのです。この間も一応異常は無かったと言い、昼から瓶ビール2本、レモンサワーの大ジョッキを飲み干し、スーパーで買った総菜に買い置きのお菓子をたらふく平らげていたのです。


「ねえ、お総菜の何かに当たったんじゃない?私ホキサラダは食べてないもん。」


「いや、食あたりとは違うようだ・・・。」


「とりあえず、何か服着ないとね。」


「耐えられん・・・頼む・・・救急車呼んでくれ。」


ラブホテルでこんな事になったら・・・Nさんのお家で良かったと119番にダイヤルしながら思った。何度か遊びに来ていながら、Nさん家の住所もまともに言えなかった。

っていうか、ここタワマンの30階だし、救急車来ても何分かかるのだろうか・・・。

こんな巨体の人運んでいけるのかしらと、不安になった。


「症状は?何をした後、そうなったのですか・・・?」


「飲酒して、食事をして・・・ひ、昼寝をしようとして・・・」


「もっと詳しく教えてもらえませんか?」


まさか・・・セックスしてました・・・!とは言えず、救急隊の到着を待った。

救急車を呼んでからも、Nさんは時々うめき声を上げて辛そうだった。



「もしかしたら、このまま入院になるかもなぁ・・・。」

とNさんが痛みをこらえつつ呟いた。


「お前さん、病院まで付き添ってくんないか?」


「うん。」


救急車呼んでからも、病院を決めたり何やらして、病院に到着し診察まで

1時間近く経とうとしていた。




「尿路結石です。このまま1週間ほど入院していただきます。」


「奥様ですか?看護師の山本です。入院手続きの説明いたしますのでこちらに。」

奥様で無い、私はその・・・セフレの部類でございますとも言えなかった。


Nさんは、一生独身を貫くと付き合う前に言った。がしかし、このタワマンは誰かと

住むつもりで購入したに違いない。購入の動機など始めに聞きそびれてしまった。


俺は基本自由だ。お前さんが来たい時は家に来ていいし、旅行に出かけたいなら付き合う。それでもよければ連絡ちょうだいという人だ。


子供を巻き込みたくないから、その位の気持ちで会える人は楽だった。いいんじゃない、お前さんも「恋多き女」ってことで楽しもうと、豪快に笑って仲良し協定を結んだのだ。



連絡も気が向いた時だけ、LINEでスタンプ1個送って、2~3メッセージを送るだけだ。

前日飲み会だったと聞けば、翌朝起きてるだろうか?とやり取りをする。

生存確認みたいだった。



点滴でつながれ、薬を処方してもらったNさんは、疲れたのか眠ってしまっていた。

グルメなNさんが病院の食事に耐えられるのだろうか・・・。


あの人のことだ、売店でしこたま好きなお菓子やツマミを買ったり、仲良くしている

お姉さんたちにも差し入れを頼むに違いない。



そんなことを考えていたら、Nさんへの気持ちが急上昇した。

「奥様」と呼ばれて悪い気もしなかった。いつもなら私の帰る時間

ばかり気にしているのに、この日は一切気にしなかった。

痛みで気がどうかしていたとしてもだ。



「先程は失礼しました。いろいろありますものね。」


「あの、私家族じゃないけど、面会はいつ来てもいいですか?」


「早朝と夜中でなければね。」


「わかりました。今日はもう失礼します。」


看護師の山本さんと話しておいた。

すぐには飛んで来れないと思うけど・・・と言い連絡先を書き残した。



■山あり谷ありでも・・・

予期せぬパートナーの急変は今後もあるかもしれない。

パートナー以外でも、家族、友人、大切なひとたち・・・。

大切な人の病は辛いし悲しいが本人が1番辛いに違いない。


中年に突入して、考えも感覚もだいぶ変化しつつある。

何より、恋愛は甘い事だけでなく山あり谷ありで、険しい事の方が多いかもしれない。

そうだったとしても、人を愛しく思う気持ちは持ち続けたい。



~ある日はタマネギ、ある日はハチミツ~

恋多き女☆らんじぇりー



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