• 蘭姐麗(らんじぇりー)

噂は本当だった・・・朝から大盛況!!地方のアダルトショップに潜入



2019/1/14

■アダルトは娯楽


「きみ、生まれも育ちも東京かい?」


「ええ、東京で田舎がありません。」


「僕ね、地方で大人のおもちゃ屋経営しているんだよね。」


「へえ、でも今通販で買う人も多いですよね。」


「いやいや、それならとっくに潰れているよ。」


地方でアダルトショップを経営している男性O氏。

今、玩具でも、エロDVDも、本も、何でもネットで買えるし、東京にはいくつも

ショップがある。O氏のショップは、祝日などは朝から駐車場が満車になるほど

次から次へとお客様が絶えないという。


私の地方都市のイメージは、大きな街道沿いに、ファミレス、ホームセンター、温泉施設、ゲームやボーリング施設がポツポツと点在し、大きなスーパーがあり、高速道路のインター出入り口に、ラブホテル群があるといった具合だ。車が無いと生活が成り立たないだろう。


アダルトショップがその中にあるとしても、車が満車になるほど賑わっているのか・・・実態を確かめに行きたいと思っていたところへ、仕事の依頼が入った。取り置きしているDVDを取りにいってほしいとの依頼を受け現場へ向かった。


※↑地元の人に愛されているキャラクター「ふっかちゃん」


■巨大な看板!!朝から埋まる駐車場

ネギとチューリップで有名な埼玉の某市。

都内より電車に揺られて1時間弱、地図上で確認したショップは駅から歩いて行けそうにない。通勤通学ラッシュも落ち着き、静まり返ったホームに立っていると、東京の分刻みで次から次へと来る電車に慣れきった私は、ゆったりした時間の流れに馴染むまで時間がかかった。便利過ぎる世の中は人を駄目にする要素があるのかもしれない。毎日時間に追われて笑う余裕すら無かった私は、トイレで鏡に写った自分の顔を見てギョッとしながらタクシー乗り場へ向かった。


タクシーに乗り込み、運ちゃんに住所とショップの名前を告げると大爆笑だった。


「おねえちゃん東京の人?お仕事か?」


「ええ、ちょっとおつかいです。」


「もし、帰りも駅まで行くのなら、迎えに行くよ!」


「ええ、助かります。じゃあ30分後に迎えに来てもらえませんか?」

商品を引き取り、店内を少し巡回してみようと思った。

せっかく時間をかけてやって来たのだ。


「えっ?品物受けとるだけでしょ?15分もあれば十分だろうに。」


「ああ、でも余裕持っておきたくて。(いや、買い物したいんじゃ!!)」


「俺もよ、それだと戻れるかなあ。」


「じゃあ、20分後にしましょう!」


「はいよ。」

タクシーの運ちゃんも仕事だ。

20分か…まあ何かしら面白いものあれば買うか・・・店内へ向かった。

レジで、受け取りにきた旨を伝え、準備の間店内を巡回した。

店構えは大きく、看板はヴィヴィッドな色使いで、遠くからでもはっきりわかる。


店頭には、AV女優さん監督さんのサイン色紙がズラリと展示してある。イベントなども

開催されるわけだ。


平日の昼前にかかわらず、中でも目立ったのがシニア世代の男性だった。

作業着姿、スーツ姿のミドル世代もチラホラ。女性客は私一人であった。


看板に関東一の品揃えとあるように、下調べ無しに行ったのがとても悔やまれた。

マニアにはたまらない品揃え、アダルトDVDにおいては細かくジャンル分けされており、

探しやすいし、新たな趣向にたどり着くことができるような、ワクワク感がこみ上げる。


冒頭で知人のO氏が話していたように、地方でのアダルトショップの噂は本当だった。もしこれが週末の日中や、休日前の夜などであれば、また違った客層に出会えたかもしれない。

「ドキュメント72時間」みたいな番組で取り上げてほしい。


時計をチラチラと気にしながら、売り場内を回った。

大人の玩具やローション、コンドームに、コスチュームなども一通り揃っている。

DVDの買い取りもしているので、観終わったものを売りに来て、また気に入った物があれば・・・と物色している人が多いのかもしれない。離れに2号館もあり気になったが・・・すでにタクシーの運ちゃんが迎えに来ており、タイムアウト。

次の約束の時間も迫っていた為にタクシーに乗り込んだ。


■書店からアダルト書籍が消えた・・・

近所の書店からリニューアルに伴い、グラビア本やアダルト書籍が姿を消した。

当然、いろいろな年代の意見を取り入れた結果だとは思う。裸や水着の写真が目につくのを

嫌がったり、子供が出入りする場でふさわしく無いというのがお店の方針なのだろう。


しかしながら、全国チェーン展開しているこのお店が、一気にそういった書籍の取り扱いを

辞めたのなら、出版業界は大打撃だろう。今まで店頭に売り出していた物、すべてが売れなくなるのだ。確かに住み分けは必要かもしれないが完全なる排除というのも違和感を感じる。エロスは立派なエンターテイメントなのだ。


子供の頃、そういったアダルト書籍はどこの書店にも居場所があった。

そこは大人の領域と理解しながら、こっそり覗いていたものだったし、読み終えたエロ本が捨てられる公園などは噂になり、そこから大人の世界の扉を開いていったものだ。


ネットでは無料で裸や露出画像がタレ流される時代で、より過激になればなるほど人は飛びつき、また過激な画像を上げる事に悦びを感じる人がいるのも事実。雑誌が売れなくなって当然で、加工アプリを駆使すれば、それなりのクオリティのものがそれなりに出来てしまう。ある意味、誰もが裸を晒せる自由もある。ただしそこに衝撃性や高い価値は無い。


見えそうで見えない、わざわざ足を運び本を買うという行為、買う行為に対する羞恥心、

手間、暇かけてエロスを楽しむ時代は終わったのか?


アダルトショップに足を運んでいた人たちを見ると、そうでもない。好んで自分の好きなもの、世界を追い続けているように感じた。


自身の子供もいずれ、アダルト書籍やDVDへの興味関心が旺盛になる年頃を迎える。

犯罪に関わること、人に迷惑になる行為、誰かを傷つける行為に気をつけながら、楽しんでほしいと願う。


~つぎはあなたの街のアダルトショップに~

恋多き女☆らんじぇりー

​※当サイトに掲載されている画像および文章等の無断掲載及び使用を固く禁じます

  • @ranjarie